レザークラフトを副業にしようと考えたとき、最初にぶつかった壁が「騒音問題」でした。
菱目打ち、ポンチ、カシメ打ち。
レザークラフトは想像以上に「叩く工程」が多いです。
昼間ならまだしも、本業が終わった夜の作業では厳しい。
実際にカシメ作業中に苦情が入ったこともあります。
この問題を解決するために導入したのが、約10万円の万能プレス機「all2000」です。
半年使ってみた結論から言います。
もっと早く買えばよかった。
今回は、レザークラフト副業を考えている方向けに、リアルな本音をまとめます。
なぜレザークラフトはうるさいのか
レザークラフトで音が出る工程は主にこの3つです。
・菱目打ち
・ポンチでの穴あけ
・カシメやホックなど金具の打ち付け
どれもハンマーを使います。
ゴム板を敷いても、音はゼロにはなりません。
集合住宅や住宅街では気を使います。
副業として夜に作業したい人にとって、これは致命的な問題です。
all-2000導入前の不安
正直、10万円は高いです。
・本当に静かになるのか
・使いこなせるのか
・副業レベルで元が取れるのか
かなり悩みました。
開発者のYouTube動画も見ました。
ですが、作業環境を整えないと継続できない。
これはもう「設備投資」だと割り切りました。
all-2000導入に踏み切った決め手
決め手は3つあります。
まず、抜き型が使えること。
革を型通りに綺麗にカットする工程は、なかなかの職人技が必要です。
特に小型の商品は少しのズレが目立ちます。
丁寧にカットすると時間がかかる。
販売を考えるなら「時間工賃」は無視できません。
all2000なら抜き型をセットしてレバーを倒すだけ。
実際に使ってみましたが、問題なく綺麗にくり抜いてくれます。
まだオリジナルの抜き型は持っていませんが、今後オーダーしたらまた記事にします。
次に、刻印の精度。
刻印があるだけで、一気に製品感が上がります。
刻印もブレずに綺麗に入ります。
そしてもう一つが、メンテナンスの簡単さ。
開発者自身が細かく使い方を発信していて、実際に商品制作している動画も豊富です。
サポート情報が多いのも安心材料でした。
実際にどう変わったか
結論から言うと、作業音は体感で99%減りました。
菱目打ち → 無音
金具取り付け → 無音
ポンチ → 無音
叩く動作が「押す動作」に変わります。
ハンドルを倒すだけで約2トンの圧がかかる構造です。
夜でも作業が可能になりました。
一番大きいのは、精神的ストレスがなくなったことです。
「音、大丈夫かな」と考えなくてよくなりました。
また、このプレス機は万能というだけあって抜き型も使えます。
レザー小物なら十分なパワーがあります。
いくつか抜き型を試しましたが、問題なく綺麗にカットできました。
▼ 今使っている抜き型はこちら
レザー 型抜き 円型 丸 丸型 クラフトパンチ 高速度鋼 7サイズ 7個セット
レザークラフト エンドポンチ 型抜きポンチ 帯端カット ケース付属 28点セット
刻印も綺麗に入ります。
まだオリジナル刻印は作っていませんが、いずれオーダーする予定です。
刻印については面白い実験もしたので、別記事で書こうと思います。
メリット
・騒音問題がほぼ解決
・作業効率が大幅に向上
・仕上がりの精度が安定
・失敗が減る
・体への負担が少ない
特に菱目打ちは一定の圧で穴を開けられるので、ステッチが綺麗に揃います。
量産を考えるなら相性は抜群です。
レザークラフトを副業に考えている方には、かなり相性が良い設備だと感じています。
デメリット
・価格が高い
・置き場所が必要
・副業初期には勇気がいる
さらに、視野が広がりすぎて「やれること」が増えます。
パワーが強いので、金具取り付けで失敗することもあります。
慣れは必要です。
正直に言うと、よく使うホック専用プレス機も気になっています。
趣味レベルなら割高に感じるかもしれません。
ですが、騒音が原因で作業できない状況なら、十分に検討する価値があります。
こんな人は買うべき
・自宅で作業する人
・夜しか作業時間が取れない人
・副業として継続したい人
・量産や販売を考えている人
逆に、たまに趣味で作るだけなら不要かもしれません。
実際に使っているプレス機
私が使っているのは、約10万円クラスの万能プレス機「all2000」です。
菱目打ち、カシメ、ホック、ポンチ、刻印まで対応。
オプションを揃えれば、オリジナルコンチョや大きめの抜き型にも対応できます。
メンテナンスも簡単です。
付属のグリースを注入するだけ。
500プレスごととありますが、実際は月1回程度で管理しています。
※購入前にサイズと設置スペースは必ず確認してください。
まとめ
レザークラフト副業で一番のボトルネックは、技術でも集客でもありません。
作業環境です。
作業ができなければ、商品は生まれません。
騒音問題が解決しない限り、継続は難しい。
プレス機は贅沢品ではなく、環境投資でした。
10万円は高いです。
ですが、副業として本気で取り組むなら、十分検討する価値があります。
最後までご購読ありがとうございました。