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簡易トイレを設置して、夜間でも子供も安全に用足し!もう汚いトイレは使わない!

山林を開拓してdiyキャンプ場に簡易トイレ設置CampsiteDeveloping

人里離れた山林でのトイレ環境をどのようにしてるかを紹介します。普段のキャンプにも応用できるので参考にしていただければ幸いです。ここでは簡易ワンタッチテント内に簡易ポータブルトイレを設置する方法にしています。

開拓しているプライベートキャンプ場で、1年半以上この形態ですが特に困ったことはなく、女性も子供も安心して安全に用を足すことができています。

実際に野外でのトイレ設置方法の選択肢は意外と多くあり、その詳細やメリット・デメリットを紹介します。

山林などの野外でのトイレの選択肢

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規格されたキャンプ場や公園では、立派なトイレが当たり前のように設置されていますが、開拓中の山林では自身でトイレ環境を整えなければなりません。男性はある程度の対応はできますが、女性や子供に不便な思いをさせたくありません。

そこで、使用頻度、コスト、衛生面、快適性、メンテナンス性などを考慮して、最適な方法を探しました。トイレを設置する方法は、意外とたくさんの選択肢があります。特に気になる衛生面・メンテナンス性・費用面のメリット・デメリットをポイントでまとめました。

ポータブルトイレ

軽量かつコンパクトで、移動が容易。
介護用として屋内で一時的に利用されることが多い。

  • 化学薬品を使用して臭気やバクテリアの発生を抑えるため、衛生的に使用できる。
  • 汚物袋や凝固剤などの消耗品が毎回必要。
  • 初期費用は比較的安価。
  • 消耗品の費用がかかる。

コンポストトイレ

生ごみや堆肥化可能な物質を使用して、有害物質の発生を抑える。
持続可能でエコフレンドリーな選択肢。
堆肥化プロセスが必要なため、定期的なメンテナンスが必要。

  • 堆肥化のプロセスにより、臭気やバクテリアを抑制できる。
  • 堆肥として再利用できる。
  • 堆肥化プロセスを促進するために、定期的に混ぜ合わせる必要がある。
  • 初期費用は比較的高価。
  • メンテナンスには手間と時間が必要。

トレンチトイレ

穴を掘ってトイレを設置するシンプルな方法。
短期間のキャンプやハイキングで利用されることが多い。
人糞を地中に埋めることで分解を促進。

  • 人糞を地中に埋めることで、自然に分解される。
  • 穴を掘って設置する必要がある。
  • 排泄物が地面に染み出さないように注意する必要がある。
  • 初期費用は比較的安価。実質無料。
  • メンテナンスに手間と時間はかからない。

バイオトイレ

生物学的な処理を用いて、無害な物質に変換するトイレ。
有害な排泄物を微生物で分解し、環境に対する影響を最小限に抑える。

  • 微生物の働きにより、臭気やバクテリアを抑制できる。
  • 定期的に微生物の栄養源となる物質を投入する必要がある。
  • 初期費用はかなり高価。個人では無理。
  • メンテナンスには手間と時間が必要。

トイレテント

専用のテント内にトイレを設置する。
プライバシーを確保し、簡易ながらも快適な使用が可能。
キャンプ場や長期間滞在する場合に利用される。

  • 専用のテント内にトイレを設置するため、プライバシーを確保できる。
  • 初期費用は比較的安価。
  • メンテナンスに手間と時間はかからない。

フェス会場や工事現場などで使われるレンタルの仮設トイレもありますが、コスパが合わないので即却下しています。

環境への影響や利用者の快適性、設置・メンテナンスの容易さなどを考慮して、適切なトイレのタイプを選択することが重要です。

放置竹林を健全な森に戻すためにコンポストトイレを?

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最初に検討したのはコンポストトイレでした。開拓中の放置竹林は、竹に侵食され広葉樹などの一般的な樹木に元気がありません。竹林をどんどん切り開いていく中で、残った樹木たちの肥料にするのにちょうど適しているからです。

しかし、コンポストトイレを設置するには、それなりの「箱」が必要です。トイレ用に小屋を建設するには、しっかりした計画と予算と労力が必要なので、保留となりました。いずれはコンポストトイレを使い、放置竹林が健全な森に戻るようにと検討はしています。

簡易テント内に簡易ポータブルトイレを設置

コンポストトイレがこのキャンプ場に最も適していると判断して、一時的な仮設のトイレを設置することにしました。コスト面・衛生面を考慮したら、簡易的なワンタッチテントの中に簡易ポータブルトイレを設置する方法です。いずれも安価で、合計しても1万円は切ってるのに快適に用を足せます。

この方法は常設ではなく、キャンプや開拓作業のたびに設置しています。簡単なワンタッチテントなので、テント設営に10秒、便座を設置に10秒、便座に収納袋を付け凝固剤を入れるのに10秒、のんびり設置しても1分かかりません。

実際、開拓中にトイレ設置をさぼった時も、急な便意がきても即座にさくっと設置して快適に用を足すことができました。

パイプ椅子のような便座は安定感もあるし、男性でも女性でも快適に使えるサイズ感です。介護用に使われるポータブルトイレと違い、シンプルな造りで軽いので使いやすいです。

デメリットは撤収する際にワンタッチテントの収納にコツがいることです。慣れれば大したことないのですが、最初はyoutube動画など見ながらモタモタしてしまいました…。

凝固剤はメーカー別に3種類ほど試しましたが、大差ありませんでした。使用後の防臭性や固まり具合もほとんど同じです。

キャンプ場でのトイレ環境のまとめ

この簡易トイレセットで1年半ほど使っていますが、特に問題がなく、女性も子供も安心して使っています。開拓中のキャンプ場には、いずれはコンポストトイレをと検討していますが、いまのところテントや便座に劣化や破損箇所もないので、しばらくはこの状態になるでしょう。

また、この簡易トイレセットを普通に規格されたキャンプ場にも持っていくようになりました。冬のトイレが近い時期や明け方・夜間に便利がいいです。朝の混雑時のトイレで他人と取り合いになることもないし、子供が夜間にトイレに行きたくなった際も安全に用を足せます。

下記商品のようにセットで販売してるものもあるので、気になる方はチェックしてください。

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