キャンプ場をDIYで開拓中2年目の2月です。一年以上開拓作業を続けていると、ベースエリアやテントエリアがだんだん拓け、開放的な空間が生まれてきました。すると逆にジャングル状態のブッシュクラフト的なキャンプもまたしたくなってきます。笑
そこで、ひっそりソロキャンプに最適で、夏でも涼しく休憩できる場所を、ハンモックエリアとして開拓することにしました。
ハンモックエリアを選定
家族や友達と快適にキャンプするエリアの竹林開拓が進むと、逆にひとりでブッシュクラフト的なキャンプをしたくなってきます。無い物ねだりというか、人間は不思議な生き物です。
快適なキャンプを求めて開拓を進めて、ファイヤーピットが常設し、便利なキャンプ道具が一通り常備したところで、初心に戻って無骨なブッシュクラフトなキャンプもできるエリアを開拓します。
実際に開拓中の山林は、まだまだ竹林に侵食されたままの場所がほとんどです。ジャングル状態であまり直射日光が入らず、風の影響も受けない場所、それでいて景色がいいところに目星をつけました。
ハンモックエリアを開拓
一年以上は放置竹林と戦ってきたので、ソロキャンプ用にハンモックを張るスペースと焚き火スペースを確保するのは楽勝です。
まずは周辺の枯れ朽ちた竹を集め、薪としてストックします。枯れた竹は一瞬で燃え尽きるので、薪というより焚き付けです。
次に目線の高さにある若く細い竹を、ひたすらナタで切り落としていきます。歩く時に目に枝が入ると危険なので、この作業をしておくと今後の作業効率がよくなります。実際にキャンプする時に、夜間動きやすくもなります。
あとはハンモックが張れそうな太めの木を探し、邪魔になる竹や蔦を根本から丁寧に処理していきます。この時にナタを使って切ると、竹の切り口がハンモック生地に穴を開けたりするのでノコギリで根本から対応します。
次にハンモックの近くに焚き火スペースを切り開きます。乾燥した時期なので落ち葉や枯れ竹に燃え移らないように、ここでもかなり丁寧に作業します。
この時に切った竹はまだ生なので、焚き火の風防として積み上げました。後々は薪として運用し、風防効果がなくなれば、またダコタ式ファイヤーホールを作ろうと思います。
一通りの作業を終え、ハンモックを張り、実際に直火で焚き火をしてみると、想像以上に満足度の高い空間に。快適性はないですが、隠れ家的な感じが最高です。
ハンモックからは海の景色がうっすらと!
ハンモックに寝転ぶと、海の景色がうっすら見え、波の音が聞こえてきます。まだ2月で気温は低いのですが、直射日光が半端なく暑い夏場には最高の空間になりそうです。
焚き火で暖まりながら、チキンラーメンとホットコーヒーをパクついたら、そのままハンモックで熟睡してました。
Amazon最安値だけど機能性十分なハンモック
今回購入したAmazon最安値の激安のハンモックのポイントを、メリット・デメリットの両面からざっくりレビューします。
中華製のWecamtureというメーカーの蚊帳付きハンモックです。聞いたことないメーカーです。
アマゾンあるあるですが、価格がころころ変わり3000〜4000円くらいの幅で動いていました。
今回購入したハンモックは、しっかりしたハンモックベルトが付属してます。ベルトの縫い目の糸が青いのが若干浮いて見えます。
ハンモック本体の生地はけっこう薄いので耐久性が気になります。
ハンモックベルトと本体の接続用に、スチール製の丈夫なカラビナも付属しています。
収納袋はハンモック本体に縫い付けられていて、紛失することはないし、撤収時もストレスなく収納できます。
蚊帳を吊るためのパラコードが付属していますが、ただのパラコードなので、木への結び方を覚えるか、別途自在金具を用意する必要があります。
蚊帳は一体型で、蚊帳の目も細かく、虫の心配もないです。蚊帳を閉じる際のファスナーも、YKK製ではないものの、変に噛むこともなくしっかりしています。
コスパ的に満足できる商品でした。メーカーやブランドにこだわりがない人や、初めてのハンモックにお勧めです。
※一年以上使ったのでレビュー追記
半年間で20回程度使ってみましたが、生地が裂けたり穴が空いたりはしてません。
その後は、十分に元が取れた気がして半年ほど張りっぱなしにしてたら、さすがに生地が色褪せしてきました。もともとカーキ色が黄色になっています。スチール製のカラビナも錆びてきたので、張りっぱなしにするのは止めました。
激安でコスパがいいので、開拓地に遊びにきた友達用にもう一つ同じ商品を買いました!笑
ほぼ2年後、体重70kgほどの大人と10kgほどの子供が一緒に寝ても破れそうな気配は全くないです。