今回は、私が2年間愛用しているマキタの18V充電式草刈機 MUR191LDZについてのレビューをシェアします。山林開拓にはかかせない道具になっています。記事では、使用感やバッテリー、刃の耐久性など、実際の使用経験を交えて詳しくお伝えします。
マキタ18V充電式草刈機 MUR191LDZ 基本スペック
使用頻度とパフォーマンス
私は春夏は月に2.3回、約2〜3時間、秋冬は月に1.2回、約1時間ほどこの草刈機を使用しています。主に雑草や野薔薇などを刈っていますが、草刈りだけでなく、竹や笹といった太めのものもがんがん刈れる強力な性能が魅力です。
3段階の強さと楽々モードがあり、普段は基本的にらくらくモードを使用。強モードにすると、直径2.3cmの竹や笹もバリバリ刈ってくれます。また、ツタやツルなどが絡まった際には、カラミトリ逆回転機能が非常に便利で、作業をスムーズに進めることができます。
エンジン式の草刈機とくらべ充電式の方が弱いんじゃないかなと不安もありましたが、22mlのエンジン式草刈機と同等のパワーになっています。
エンジン式との違いは、ガゾリンの排気ガスは出ないし、音も静かなことです。
バッテリーと充電の耐久性
バッテリーの位置は後方になっているので、持った時の全体的なバランスがよく、長時間の草刈り作業でも疲れにくく設計されています。
バッテリーを付けた状態で3.5kgです。
リチウムイオンバッテリーなのでそれなりの劣化はあります。iPhoneとかスマホのバッテリーと似た感じです。数年使ったら消耗品と割り切りましょう。
マキタ リチウムイオンバッテリー BL1860 18v 6.0Ah
マキタ18v充電式バッテリーを使用します。また14.4vのバッテリーも使用できます。
マキタ純正バッテリーの6.0Ahだとらくらくモードで約2時間弱・強力モードで約1時間強くらい作業ができます。まる1日かけて雑草を刈る作業には2個以上用意しておくことがおすすめです。
個人で使うぶんにはこれくらいで十分ですが、農業など仕事で使用する際は十分な作業量ができないかもしれません。その点、エンジン式はすぐにガソリン補給でき作業を継続できるのでメリットがあります。
中華製互換18vバッテリー
Amazonで購入した中華製互換バッテリーも併用しています。使用感に大きな差を感じず、バッテリーの劣化も1年目ではほとんど実感できませんでした。
体感ですが2年目でも純正バッテリーはほぼ劣化は感じられず、中華互換バッテリーは8割ほどに劣化。3年目で純正は9割程度、中華は充電不可になりました。純正は5年で8割程度。
※純正バッテリーはもともとは自宅の掃除機に5年ほど使ってるものです。
※18vバッテリーは他の工具にも兼用してるので、草刈機使用のみの耐久性はわかりません。
チップソーのメンテナンスと耐久性
草刈り作業後のメンテナンスは軽く拭く程度ですが、2年使うとサビが少しだけ気になる状態に。刃は購入時に付属していたものをそのまま使用しており、まだまだ切れ味があります。
マキタDCホワイトチップソー(草刈機用)外径230mm
もともと付属されていたマキタDCホワイトチップソーは、作業面積が通常の刃と比べ25%アップする仕様になってます。
刃は購入時に付属してモノをそのまま3年ほど使っています。「刃は1時間1枚使うから、安いのを多めに持っとけ。」と聞いていたのですが、まだまだ斬れます。
ループハンドルのメリット・デメリットは?
ループハンドルは軽作業や小回りが必要な場合には優れた性能を発揮します。
一般的なU字のハンドルと比べると?
メリットは?
- 小回りが利く: 斜面や障害物の多い場所で優れた機動性。
- 操作が容易: 握りやすく、初心者にも優しい。
- バランスが良い: 長時間の作業でも疲労が軽減。
- 機械の向きを柔軟に変更可能: 細かい箇所へのアプローチが容易。
デメリットは?
- 力強い作業には不向き: 大きな範囲や力を必要とする作業にはやや不向き。
- U字に慣れてる: 昔からU字を使っている人には違和感も。
放置竹林の開拓作業で使っているので、ループハンドルが使いやすいです。広大な土地をひたすら刈るような場面には向いてないかもしれません。
軽量で分割式の使いやすさ
バッテリーを付けた状態で3.5kgと軽量で、バランスが良いため、長時間の作業も疲れにくいです。分割式なので車に積み込みやすく、コンパクトに収納できるのも魅力の一つです。スーパーカブで運んだこともあります。草刈機には珍しい分割式で、接続部分はしっかりしており、組み立て操作も簡単です。
同じ充電式の同様のスペックで接続式ではないモデルは5000円以上安いので、移動の必要がないのならそちらをお勧めします。
今後の展望
今後は、刃の交換時には他のタイプも試してみる予定。定期的な清掃や点検も行い、長く愛用できるようにメンテナンスを進めていきます。草刈機は重要な農具の一つなので、しっかりと手入れをすることで、更なるパフォーマンスを発揮できることでしょう。
注意事項
バッテリーの劣化や故障は個体差があるため、使用者の自己責任で管理することが必要です。中華製互換バッテリーの使用も、リスクが伴いますので慎重に選んでください。
まとめ
この2年間でマキタ18V充電式草刈機 MUR191LDZはかなり頼りになる開拓道具となりました。エンジン式と同等のパワーを持ちながら、充電式なので使い勝手が良く、軽量さも魅力的です。バッテリーの兼用性やカラミトリ逆回転機能など、使いやすい機能も多く、草刈り作業がより快適になりました。
これからもマキタ18Vシリーズを活用し、快適な草刈りライフを楽しんでいきます!