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【30個検証④】三角コインケースをレザクラCADで最適化。A4サイズの革から何個取れる?

キャッシュレス時代に合わせた三角コインケースを作るための型紙調整 レザークラフト

キャッシュレス時代にあえて作る「三角コインケース」。
今回は30個販売検証の一環として、レザクラCADを駆使して型紙を調整し、効率と実用性のバランスを探ってみました。

「実際に30個作れるのか?」という不安を抱えつつも、1坪の隙間工房で数字と向き合うリアルな制作過程を綴ります。

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30個検証の目的は「売上」よりも「経験値の積み上げ」

今回の30個検証、メインに据えているのは「実際に30個作って販売したとき、どのような反応があるのか」を知ることです。

正直、無理やりにでも30個は作りきってしまおうという気持ちが強いです。
というのも、仮に5万円の財布が1個ポロッと売れたとしても、それは作家としての「経験値」としては不十分だと感じるからです。

ほぼ素人のレザー作家としては、感覚的な手応えよりも、まずは「30個」というリアルな数字を求めてしまいます。もちろん、収益が出るのが一番ではありますが(笑)

レザクラCADで「黄金サイズ」を導き出す

以前も紹介した「レザクラCAD」ですが、サイズ調整が一瞬でできるメリットを今回もフル活用しました。

三角コインケースについて、今回は以下の4パターンを比較検討しています。

一辺の長さを変えた3パターンの三角形

YouTubeで見かけ無料型紙ダウンロードした「マチ付き」タイプ

マチ付きは使いやすくスマートな印象でしたが、カットやコバ処理の作業性が今回の検証に合わなかったため、今回は採用を見送りました。

知人に試作品を使ってもらいフィードバックをもらった結果、最終的に「一辺64mm」のサイズに決定。
ちなみに50mmサイズも試しましたが、「コインが2〜3枚しか入らずミニマムすぎる」とのことで却下。64mmが実用性とコンパクトさのバランスがベストでした。

A4サイズの革を使い切る「詰め込み」の工夫

私のような一坪工房での副業では、大きな半裁(牛1頭の半分)の革は使わず、A4サイズのカットレザーが主力です。

ここでレザクラCADの「同じ型を複数並べて印刷できる」というメリットが活きてきます。

「このA4サイズから何個取れるか?」

「パーツを抜いた残りのハギレで何が作れるか?」

こうしたパズルのような作業が、材料ロスを減らす鍵になります。
ただ、以前オーダー財布で無理に詰め込もうとしてマチを削りすぎ、使いにくくなってしまった失敗があるので、そこは妥協点を見極めながら進めています。

▶︎ シューホーンの型紙をデジタル化|レザクラCADで再現性を手に入れる

キーホルダー化と耐久性の検討

知人から「バッグに付けられたら嬉しい」という意見をもらったので、10cmのボールチェーンを通せる仕様にしてみました。

ここで悩んでいるのが、穴の補強です。
穴が裂けないようハトメ金具を打ってみましたが、少しデザインの主張が強い気がしています。

ただ、このサイズならコインを10枚も入れる設計ではないため、重さによる劣化はそこまで気にしなくていいかもしれません。このあたりの「塩梅」は、実際に30個作っていく中で固めていこうと思います。

まとめ

30個作るという目標があるからこそ、型紙のコンマ数ミリの調整や、材料の歩留まりにシビアになれます。
レザクラCADで効率化しつつ、まずはこの64mmサイズの三角コインケースを形にしていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

▶︎ 【30個販売検証②】型抜き10分で量産開始!…のはずが、個人作家の「弱点」にハマった話

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